「生活援助:買い物」
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先ず全てにいえることは、所属している事業所のルールにそ って行って下さい。財布一つにしても緊急連絡用として用意 されたものを持たせるところ(これは施設で多いです。)透 明のクリアケースを財布のかわりにするところ(これは在宅 介護であります。)とありますので初歩的なところでのトラ ブルを避けるにはルールに乗っ取って行って下さい。あとは 基本はヘルパー2級講座で説明されているとおりで、額面を 記録に残すところがふえています。

施設にて介護をしてる人は買い物に縁がないとはかぎりませ ん。介護度が低いまたは、ない人の買い物に同伴することが ままにあります。自分は施設から離れてもシフトに入ってい ることは絶えず頭においといて下さい。交通機関のトラブル などで帰りがで遅れるなら、わかった時点で連絡しましょう 。施設内での申し送りの時に利用者の外出人数もいわれます 。「誰が帰ってないのか」わからないと、利用者が単身で買 い物に行ったことも知らぬまま時は過ぎて後で大事になりま す。それから同伴した場合は利用者との秘密は極力つくらな いで下さい。施設から持たされた金額をこえる食事をしたら 即時、上司に報告しましょう。「利用者との秘密」が出来て しまうと「あの人と一緒に買い物に行きたい」と利用者がい って挙句にはそのためにシフトの組みなおしが発生します。 常勤の人は夜勤もあり、施設内でのイベントの為に日勤を増 やすこともあります。誰もが無理なく働けるのを目標に勤務 シフトはくまれてますのでそれは忘れないで下さい。最近は 一緒にいきたいスタッフのシフトにあわせて外出、買い物を するということで話しをつけてる施設が多いです。

 在宅については、とにかく記録を残すこと。持参金、使っ た分とおつりを明記して下さい。場所によっては額面だけか く用紙を用意してるところもあります。買い物から帰って調 理をするのが自分だからといって特価品、別物を買ったり「 今が旬だから」と口実をつけて買い物の内容を変えないで下 さい。アレルギーのある利用者についてはそれも留意して下 さい。最近は魚は頭、内臓をとってくれる店が増えています 。利用者に不満がなければ利用していいサービスです。酒類 については、最初の訪問段階で引継ぎがあります。それを優 先してダメなものはダメを通して下さい。それで利用者が騒 ぐようでしたら事業所に即連絡して下さい。それなりのお灸 をすえることをしますので自分で解決せず、しかるべく人に 任せるのも立派にケアをしていることです。

認知症のなり初め段階では金額で思い違い、忘れることが利 用者におこります。未然にふせぐには紙に利用者に持参金を 書かせて下さい。あとはおつりをひろげて電卓なりそろばん をするなりして自分の潔白を証明しましょう。ここで混乱し たり不満を示す利用者でしたらそれも記録に残して事業所に 連絡をいれておいて下さい。サービス提供責任者が対処しま す。買い物にいってお金が足りないくらいなら余計に持って いったほうがましです。頼まれたときにそのお金で足りるか どうかきいてみて下さい。あと、自分が買わないものでも普 段から物の相場はみておくといいです。かといって、一番や すい店を点々と歩いての買い物は帰って清算するときに時間 がかかるし、そのお店を知らない他のヘルパーさんが困って しまいます。買い物については何においてもわかりやすく、 利用者への負担がなるべくないように行って下さい。 あと はヘルパー講座での講義、テキストに載っているとおりで無 難ですが優先するのは事業所がきめた買い物の方法です。

予想以上に施設に勤める人による買い物について記載されて あり驚いたかもしれませんが、有料老人ホームが増加してる 昨今では一緒にお出かけ、一緒に買い物はよくあります。利 用者が気分よくなってチップを渡そうとすることもあります ので、上司の名前をはっきりだして気持ちだけ受け取って下 さい。

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