「認知症:初期段階」 ------------------------------------------------------ 認知症は以前は痴呆症といわれその前はボケでした。では、 ボケは認知症かというと違いますよね。年を重ねるごとに忘 れることが増えるものです。肝心なのはそのご老人の言動が 認知症なのか思い違いなのかを見極めることです。といいっ ても、問題行動が起きてから判るのが大半、ではどうしまし ょう?。 一つに「まだら認知症」のときに福祉課に相談をすることで す。「まだら」という通り、正常な加齢による言動の時と、 意味もなくぼーっとしてたり、自分でもわけわからなくなる ことがあります。自分が思いも寄らぬ位置にいたり等々。大 抵きいてみると「自分でもわからん」といいます。この時点 から福祉サービスをうければまだらだったのが進行しても、 月に一度はケア・マネージャーは来るし、予約をとって役所 の福祉課に相談あるいはきてもらうことができます。お客さ んがきたとき正常に対応してる場合は認知症が初期段階です し、おかしい言動をとったときは現場をおさえられる利点が あります。 一つ警戒しといたほうがいいのは速、民間の福祉事業所に相 談をもちかけることです。何せ民間ですから表向きは献身的 でも利益をだしてなんぼ。ヘルパー派遣やその倍額の訪問看 護を専門用語を巧みに使って勧められるのが現状です。よく わからず「はいお願いします。」とかいうと翌月その事業所 からの請求額にびっくりします。「うちの人はそんなに面倒 みてもらわなくてもいいのに」と思っても介護プランをたて るケア・マネージャーでさえ、営業利益を争う昨今です。 認知症は専門の講習をうけるようにと講習コースが組まれ、 一事業所に一人は行っていただきたいという段階です。まず は相手が高齢で何度も同じことを話しても会話は欠かさない こと、デイ・サービスを利用して専門家から様子を聞くこと 、情報収集が最初の一歩です。 メニューに戻る |