「児童福祉:不登校」
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私が福祉の専門学校で専攻したのがこれです。当時は名称を「 登校拒否にするか不登校か」で論議されてる最中でした。児童 相談所の実習でも専攻であることを明言してそのリポートや著 書を作成してる児童福祉司について行動しました。フリースク ールには世論は否定的で保健室登校を認可してる学校が目立っ ていました。児童福祉に関われる人はラッキーな競争率なのは 今もかわりありません。でも「おじいちゃん子、おばあちゃん 子」が、家庭で介護の主導権を持っていることもあるので無視 もできない分野であります。利用者が亡くなられたら急に家庭 が暗くなったとか、引っ越したとかという話は実在します。

だいぶ前にとりあげましたが先ずはおさらい。こと学童につい ては3つの法律で3つの機関が関われるのでかえって問題解決 の長期化や混迷化をまねいています。学校は学校教育法、警察 は少年法、児童相談所は児童福祉法でしたね。最初にどの機関 に接触するかで決まってくるかで主導権もかわってきて親御さ んも頭の痛い処ではあります。役所は基本的には児童福祉法で す。児童福祉士が担当のエリアの役所の児童相談所をまわって る所以です。でも週に1日しか来れないので独自に対応してて 行き詰ったの事例を相談について彼らから意見をもらってるの が実状だと思います。

今年に入って不登校の児童数が減少から増加に転向したとニュ ースがありました。記事の数については発表されてる人数の2 倍から1.5倍だと思って下さい。不登校の定義にすっぽりは いってる児童だけの数が報道で発表されたものです。保健室登 校を登校と判断するかまだ不登校であると判断するかでも数は かわります。また引き篭もり=不登校ではないですし。外出の 少ない児童でも友人がいたり、家に帰らないで友達の家を転々 としてる児童がたまたま学校に顔見せていなくなったとか事例 をあげればきりがないからです。いづれ、無認可保育園が渋々 公共機関に認められたようにフリースクールでの勉強が単位と して換算される日が来ると思います。「少子化」を言及してて たったこの一段落の内容を説明できた政治家はいたでしょうか ?。そんな、政情にも問題があります。

利用者の医療行為で家族にのみ認められてるものがあります。 訪問介護にいったら普段は部屋から出ない子供さんがやってい たという現場に出会うことだってないとはいえません。その場 合は毎度の繰り返しになりますが、。あなたはあなたのケアに 専念して下さい。子供さんのしてることに関わってその上、活 動記録にかいて「自分はいつも以上に働いた」なんて思ったら 大間違い、サービス提供者は頭を抱えてしまいます。他の曜日 にケアを担当してるヘルパーさんにしめしがつかない位ならま だいい方です。ケア・プランをつくり、月一回の利用者宅訪問 をしてるケア・マネージャーに知られるようなことがあったら 叱責ものです。だって自分のつくったケア・プランを正当な理 由なしに否定されてるようなものですからね。

今や不登校の原因は云々と記述するのは野暮です。理由は多様 化し、複数の事項が絡まってるからです。それらの問題をデリ ケートにほぐしていき解決するのが学童期で終わるか、少年期 青年期に終わるかは本人にもわからないのが現状でしょう。教 師の質の問題もあがっています。むやみに連れて行ってトラウ マを残すんだったら学区外の学校に行かせればよかったなんて 親御さんがつぶやきかねません。

ヘルパーさんが関わるのは支援費制度の範囲だけなので1回の 活動時間も制限があります。誰がキーパーソンかわからぬまま 終わってもかまいません。ヘルパー講座で「責任を譲渡する」 という言葉をきくと思いますが、様子観察程度の記録に留めて あとは活動記録をつくった人へ別個に連絡すればいいと思いま す。あなたを必要としてる利用者はまだまだいるのを忘れては いけません。

最後に、施設介護の現場について。夏休みシーズンとあって家 族が面会に来ることが増えます。マナー、気配りも大事ですが 自分がチームケアの中でチームの一員でいることを念頭におい て言動して下さい。今そこで家族からもちかけられた話や、祖 父、祖母のことをいうお子さんに話が終わるまで一緒にいてい いか否か考えましょう。なかにはこちらの都合などお構いなし な家族、施設の生活を理解してない御家族だっています。その 時は同じフロアーの先輩に連絡です「ちょっとごめんね。電話 がきたから電波の入るところで電話してくる」といってPHSで 連絡をしましょう。フロア・リーダーによっては人の配置を変 更して「家族の機嫌を損ねないように対応してくれ」という人 もいれば「緊急事態ができたからといってお詫びして元に戻っ て」という人もいます。どっちにせよ連絡したらいわれた指示 にしたがって下さい。それで利用者の御家族が御子息がクレー ムを発生させたらあなたの責任ではありません。指示をだした 者が後処理をすることです。

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