
「障害者福祉:初めに」
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福祉、介護とくると高齢者が中心に思われます。老人福祉法や
それから派生した介護保険法に目がいきがちです。でも福祉に
欠かせないものに「障害者福祉」があります。正確には身体障
害者福祉法と、知的障害者福祉法を入り口に進めていきます。

高齢者福祉(老人福祉法や介護保険法)と障害者」福祉はあゆ
みがまったく違います。前者は「見直しの福祉」に対して後者は
「告発の福祉」という歴史を歩んできました。政府主導で改正さ
れてきた前者に対して、障害者本人及び関係者が訴え、ときに
は強引に改正に踏み切らせてきた後者を比べると性格が違い
ますよね。障害者団体が地域の首長室に乗り込んだり、集会を
行ってきたのは自然のながれであって本人達にエネルギーが
ない高齢者福祉のようにそう簡単に弱腰にはならないのです。

障害者自立支援法を乱暴にいうと、現在の介護に携わっている
人が障害者のケアもできるように「あてはめた」制度です。歴史
、経緯が違うものを無理矢理あてはめるのですから反対意見が
でないわけではありません。現にケアする人でも高齢者はいい
けど障害者は苦手という人、逆に障害者へのケアには問題ない
人が高齢者のケアでクレームをだすのは無理はありません。

今回は一つだけ例をあげときます。昔は障害者のケアの時間に
制限はありませんでした、厳密には上限を自分たちで取っ払っ
てしまいました。必要なときに必要な分だけのケアがうけられる
のが、障害者自立支援制度で具体的な時間数で制限されてし
まったわけです。これで「もしもの時の時間」を蓄えてやろうとし
たら足りないと思うのは当たり前、なにせ初めての上限ですから
ね。だから、決してケアをしてる人、引き受けた事業所を責めたり
しないで下さい。どちらもそんな歴史も経緯も昔も知らないのです
から。

以上で、「障害者福祉:初めに」でのはなしはおしまいにします。
厚生労働大臣が過去の省内の不祥事の対応に奔放してる間は
福祉のほうでおおきなながれはないと思うので次もこのつづきを
とりあげられればいいなと思います。

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